炭水化物抜きダイエット
油抜きダイエット
お肉食べないダイエット
納豆ダイエット
などなど何かを食べない、もしくはたくさん食べるというダイエットのご経験はありますか?
もちろん私だって油抜きしたり炭水化物抜いたりしたことは数え切れないほどあります。
その時は体重が減りますが「体調は悪くなった」ということが多かったように思います。
塾生の皆様も一度は上記の何かの経験のある方がほとんどです。
どうしてそういうダイエットをしている人口が多いのでしょう?
ダイエットの常識?
一般的なダイエットの知識ですと
油はカロリーが高いのでなるべく摂らないほうが痩せる
炭水化物は太るだけ
なんていうことが「ダイエットの常識」となっていることが多いからでしょう。
油はカロリー高いです。
1g=9Kcal
小さじ1杯で約50Kcalもあります。
大さじ1では135Kcalも!!
サラダ食べるのにもドレッシング注意しないと大変なカロリーを摂取していることになります。
そう考えると油はなるべく少なくするのがダイエットには良いという結論になるのも当然ですね。
そして炭水化物・・・ご飯やパン、麺なども量を食べることになるのでかなりのカロリーになります。
だからカロリー重視のダイエットでは炭水化物はやめてカロリーの少ない野菜を食べることが栄養面でも優れていると考えるに至るのでしょう。
かつての私もそうでした!
両方とも部分的には正解です。
そこだけに注目するから失敗してしまうのですよ。
三大栄養素が必要な訳
木を見て森を見ず
そんな感じです。
炭水化物(ご飯、パン、麺など)、脂質(油)、タンパク質(卵・肉・魚・大豆)
この3つは三大栄養素といいます。
家庭科の授業とかで聞いたことありますよね。
どうして三大栄養素というのでしょうか?
これら3つがなければ身体がうまく働かないからです。
どうしても身体には必要なものなのでこう呼ばれているのです。
ただの家庭科で習う一知識ではないのです。
ダイエットするためにもこの3つの栄養素がなければはじまりません。
痩せるためにはこの3つを確実に摂取しなければ痩せる身体になってくれないのです。
多くの人がこの3つの何かを抜こう抜こうと心がけます。
それはダイエットから遠ざかっていると考えてください。
炭水化物はダイエットの敵?
痩せたい~と言う方は(特に若い方は)健康なんて後まわし。
とにかく痩せればいいのだ!!という考えの結果が「何かを抜く」ことにつながってしまいます。
たまに「炭水化物が嫌い」という人がいます。
普通の人間ならカロリーの高いものを食べると美味しいと感じるように身体はできていますから「炭水化物が嫌い!」という人は「炭水化物=太る」という間違った考えが潜在意識に染みこんで抜けられなくなってしまっているののかもしれません。
ヒトは種を絶やさないためにも色々な機能を身体に持っています。
カロリーが高いものを食べると美味しいと感じる
これも種を絶やさないための工夫です。
食べ物が無いときにカロリーを摂取しなければ死んでいってしまいます。
そんな食糧危機の事態にもしカロリーの低いものが美味しいと感じるように身体ができていたらどうなりますか?
きのこや海藻、野菜ばかり食べていてもエネルギーは作られないし身体も作られずそれこそ人間の危機になってしまうのですから。
だからカロリーが高いものを食べると美味しいと感じるのは身体を守ることになるのです。
特にスイーツなど食べるととことん美味しい!と感じて脳から快楽ホルモンのエンドルフィンが出て美味しいだけではなく「しあわせ~」と感じるようにできているのです。
天ぷら、とんかつ、アイスクリーム、ケーキ
こんなものを食べるとしあわせを感じますよね。
それが普通の健康なヒトです。安心してください。
糖質オフダイエットはどうですか?
モデル体型になりたい!痩せたい!という方は「三大栄養素」それぞれをしっかり摂取しなければなりません。
ご飯、油を抜いて痩せても長期的に見たらリバウンドします。
今流行っている「糖質オフ」ダイエット。
これは三大栄養素の一つである炭水化物をなるべく食べないというダイエットです。
きちんと医療機関で指導を受けないと身体に問題がでること必須です。
みんながやっているから、テレビで話題になっているから、という理由で安易に始めないでください。
少なくとも私は毎日ご飯をしっかり食べています。
太っている時よりもずっとご飯の量が多いです。
もちろん塾生のみなさんもしっかりご飯食べるようになりつつあります。それでも痩せるのです。
確実に。。。