ダイエットをするにあたって悩みの一つとなるのは、朝ごはんかもしれません。
今は、インターネットで色んな情報を取り入れることができるので、
みなさんもダイエットについてインターネットで調べられることがあるのではないでしょうか?朝ごはんについても調べられたことがあるかもしれません。
きっと、朝ごはんを食べたほうがいいと言う情報と、朝ごはんを食べないでカロリーを抑えたほうがいいという情報が入り乱れていたのではないでしょうか?
いったい朝ごはんを食べたほうがいいのか、食べないほうがいいのか・・・
食べるにしてもなにを食べたほうがいいのか・・・
悩んでおられる方も多いと思います。
今回は、そんな悩みを解決していきたいと思います!
目次
朝ごはん食べる?食べない?
ダイエットをしている方たちは、カロリーを気にしているのではないでしょうか?
朝ごはんを食べないようにした方が、一日の摂取カロリーを抑えることができて、ダイエットによさそうに思えますよね。
ここでみなさんに真実をお伝えしたいと思います・・・
塾生さんでコンスタントに体重が減る人は必ず朝ごはんを食べています。
ダイエットの成功のカギは朝ごはんを食べることなのです!
朝ごはんを食べた方が痩せるのは何故か・・・
朝ごはんを食べたら、摂取カロリーが増えて太りそうですよね…
でも、ダイエットに成功するためには摂取カロリーだけにとらわれていてはいけません!
モデル体型ダイエットは“食事のバランス”が大切だと考えています!
1日3食ダイエットの効果!痩せるだけではなく全身若返る驚きの効果とは。でもお伝えさせて頂いたように、1日1食ダイエットすると得られるメリットは、1日3食食べていても同じメリットを得ることができるのです。
朝の空腹を我慢することはないのです!
むしろ、朝ごはんを食べないことの方がダイエットに良くない影響を及ぼします。
朝ごはんはダイエットの味方なのです!
なぜ、朝ごはんを食べる方が痩せることができるのか、一つ一つ見ていきましょう。
体内時計が正常に動き出す!!
私たち人間には、体内時計が備わっています。
この体内時計があるおかげで、私たちは意識をしなくても、日中は活動的になることができ、夜間は休憩状態に切り替わることができます。
この、体内時計が正常に動いていると、
基礎代謝が活発になり痩せやすい身体になります。
ですが、この体内時計は1日約25時間で時間が刻まれています。
でも、1日24時間の地球のリズムにあわせた私たちの生活の時間とは、
1時間のズレが生じてしまいます。
ですので、そのまま1時間ずれたままで生活をしていると、
体内時計と実際の生活時間ととズレがどんどん大きくなっていき、
時差ボケのようになり、頭や身体が動きにくくなったり、体調をくずしてしまいます。
こうしたズレを調節してくれるのが、朝ごはんなのです!!
体内時計はほぼすべての臓器についていて、腹時計という体内時計があります。
朝食を食べることにより、この腹時計を刺激することができ、身体のリズムが正しく整えられます。
そのように、身体のリズムが整えられることにより、基礎代謝がよくなるので、
朝ごはんはダイエットの味方だと言うことが出来ます。
血糖値を安定させる
血糖値とダイエットには深い関係があります。
実は、朝ごはんを食べることにより、この血糖値を安定させることができ、
ダイエットに成功することができます!
血糖値を制する者はダイエットを制すると言っても過言ではありません!
ですので、ここで一旦血糖値とは何か、どのように血糖値を制することが出来るのかお伝えしたいと思います。
血糖値とは!?
血糖値とは、血液の中のグルコースというブドウ糖の濃度のことです。
私たちが食事により糖を摂取すると、この血糖値は上昇し始めます。
しかし、血糖値が上がり過ぎるのは私たちの身体にとって危険なことなのです。
ですので私たちの身体はインスリンというホルモンを使って血糖値を下げようとします。
しかし、このインスリンというホルモンは“肥満ホルモン”と呼ばれています。
なぜでしょうか?
“肥満ホルモン”インスリンとは・・・
この“肥満ホルモン”である、インスリンがどのように放出されるのかというと、
食事で糖質を摂取すると、消化されて吸収されたブドウ糖が血液中に大量に放出されます。
私たちの身体は、血糖値が上がり過ぎるといけない!ということで、
血糖値が上がり過ぎないようにインスリンが分泌されて、すぐに糖分を処理します。
インスリンが糖分を処理してくれるのに、なぜ“肥満ホルモン”と呼ばれるのでしょうか?
摂取した糖質、ブドウ糖がすべてエネルギーとして使われるなら
何も問題はありませんよね。
でも、大抵は使いきれずに余ってしまいます。
この余った、糖質、ブドウ糖は脳にも筋肉にも受け入れてもらうことは出来ません。
そこで、“肥満ホルモン”であるインスリンは、せっかく摂取した糖分、ブドウ糖が捨てられるのはもったいない!と思うのです。
それで、インスリンは糖質、ブドウ糖を脂肪に変えて私たちの身体に蓄えていくのです。
これが私たちが肥満になる理由です。
身体に脂肪を蓄える役割のあるホルモンはこのインスリンだけだと言われています・・・。
これがインスリンが“肥満ホルモン”と言われる理由です。
朝ごはんは、“肥満ホルモン”を放出させ過ぎないようにしてくれる!
“肥満ホルモン”インスリンは、血糖値を下げるときに放出されます。
ですので、血糖値を急激に上げてしまうと、血糖値を下げるために
“肥満ホルモン”インスリンを大量に放出させてしまうことになります。
ここで、役立つのが朝ごはんなのです!
夜ごはんを食べてから朝ごはんまでにも、時間がそうとう空いていますよね。
ですので、朝は空腹で血糖値が低い状態になっています。
ここで、朝ごはんを食べずに昼ご飯まで時間をあけると血糖値は
どんどん下がっていきます。
どんどん血糖値が下がっているところに、
お昼ごはんを食べると血糖値が急上昇することになります。
そして、それを下げようと“肥満ホルモン”インスリンが大量に放出されることになり、そのインスリンが脂肪を蓄えます。
こうした状況を避けるためには、朝ごはんをバランスよく食べて適度に糖質、ブドウ糖を摂取して、血糖値を下げ過ぎないようにすることが大切です。
つねに血糖値を安定させておくならば、急に血糖値が上がりすぎることがないので、
“肥満ホルモン”インスリンの分泌を抑えることができるのです。
また、血糖値には急激に上がると急激に下がるという性質があります。
そして、私たちは血糖値が急激に下がったときに空腹を感じます。
そして、また必要以上に食べてしまい、血糖値を上げてしまうという悪循環になってしまいます・・・。
この悪循環を断ち切るためにも朝ごはんをきちんと食べて、血糖値を安定させましょう!
朝ごはんを食べるといいことがいっぱい!!
朝ごはんを食べると良い理由は、
血糖値を安定させれるからというだけではありません!!
その他にもたくさんのメリットがあります!!
朝ごはんを食べることによって、ただ痩せるだけではなく、
痩せて健康になることができるのです!!
いくつか朝ごはんを食べることのメリットを見てみましょう。
便秘から解放される!!
朝ごはんを食べることによって、腸に刺激を与えることができます!
今まで受けていなかった刺激を受けた腸は、活動的に動き始めます!!
朝ごはんを食べて、トイレに行き溜まったものを
スッキリと排出するというリズムができると、
新陳代謝が上がりダイエットに成功しやすくなります。
睡眠の質が上がる!!
朝ごはんを食べることによって、
体内時計が整うということを冒頭でお伝えさせて頂きましたね。
朝ごはんを食べることによって、
体温もあがり活動的になることができ生活リズムが整います。
この体内時計が整うことによって、夜になると体の体温が下がりしっかりと眠ることができます。
眠りの質がよくないという方は、朝ごはんを食べるようにしてみてください!
痩せる朝ごはん
これまでのことから、朝ごはんがどれほど重要か分かっていただけたのではないでしょうか?
でも、じゃあ一体どんな朝ごはんを食べたらいいの?
朝ごはんで食べたほうがいいものってあるの?と思っておられる方も多いはずです。
ここからはみなさんに痩せる朝ごはんとは、
どういった朝ごはんなのかお伝えしたいと思います。
理想は旅館、ホテルで食べる朝ごはん?!
朝ごはんで取り入れたい栄養素は、炭水化物、脂質、たんぱく質!!!
炭水化物、脂質、たんぱく質は三大栄養素と言われていて
とっても私たちにとってとっても大切な栄養素です。
この三大栄養素は朝ごはんを食べるときに取り入れましょう!!
炭水化物はご飯やパンに多く含まれています。
脂質は、お肉や乳製品、ナッツ類に含まれています。
たんぱく質は、卵やお豆腐、お肉、お魚などに含まれています。
この三大栄養素にビタミンやミネラルの栄養素を加えて五大栄養素を朝食でとれたらもういう事はありません!!ビタミンやミネラルは野菜や果物にたくさん含まれています。
ごはん
サラダか煮物などの和惣菜、またはお浸し
納豆か卵
お味噌汁・・・
旅館で泊まった時に、このような朝食が出てくるのではないでしょうか?
パン
サラダ、フルーツ
卵やハムなど
果物
ヨーグルトか牛乳…
このような朝食がホテルでは出てくるのではないでしょうか?
塾生さんたちでもこのような朝食を食べられている方が
一番ダイエットに成功されています。
お手軽朝ごはん
バランスのとれた朝ごはんをとることが大切なのは分かったけど、
朝にそんなきちんとした朝食を準備する時間がない、
朝からそんな量を食べる気力がない・・・。
そんな方たちも多いと思います。
そんな方たちに試して頂きたい朝ごはんがあります。
パン×ヨーグルト×フルーツ
パンで炭水化物をとり、ヨーグルトでたんぱく質を補い、フルーツでビタミン、ミネラルを取りましょう!!
朝にも比較的食べやすいモノばかりではないでしょうか?
フルーツは食物繊維がたくさん含まれていますし、酵素やビタミンもとれ、ダイエットだけではなく美容にも嬉しいですね。
タマゴサンドイッチ
タマゴサンドイッチなら、パンで炭水化物をとり、たまごでたんぱく質をとり、野菜でビタミン、ミネラルを補うことが出来ます。
タマゴはとても優れた食品の一つです。
たんぱく質はもちろんのこと、身体の器官がスムーズに動くように助けるビタミンやミネラルも含まれています。
私たちの身体に不可欠な栄養素が含まれている食品なのです!!
シリアル×ナッツ×乳製品
シリアルはお手軽でありながら、炭水化物、ビタミン、ミネラルが含まれています。
そこに、シリアルに足りない脂質をナッツでとり、
牛乳やヨーグルトをトッピングすることでたんぱく質をとることができます!
バランスのいい朝食になります!!
リゾット
朝は身体の温度が下がっているので、温かいものを食べて体温を上げるのもおすすめです。ごはんで炭水化物をとることができますし、ご自分の好みの野菜を入れて頂ければビタミンやミネラルをとれます。
タマゴでとじれば、たんぱく質もとることができます。
コンビニで朝ごはん!!
どうしても忙しくて朝ごはんを家で準備をして、食べる時間がない。
通勤、通学の途中にコンビニによって買うことが習慣になっている。
そんな方も多いかもしれません。
コンビニで朝ごはんを買う時も、お家で朝ごはんを作るときと同じように、
栄養素を意識して選んでみてください!!
どうしても、一品で栄養を補うことは難しくなります。
ですので、2品3品と組み合わせて朝ごはんを買うようにされてください。
例えば、おにぎりと野菜のはいったお味噌汁、サンドイッチと野菜ジュース、
ヨーグルトとカットフルーツという具合にです。
他にもたくさんの組み合わせがあると思います。
栄養素を意識して、あなたのオリジナルの組み合わせを考えてみてくださいね!
水分補給も忘れずに
ダイエット中の水の摂り方と水分摂取量とは?モデル体型に近づく鍵とは?でも説明している通り、睡眠中は睡眠中は血液濃度が上がり、身体は水不足になりがちです。
ですので、朝ごはんと一緒に水分補給をすることがとても大切です。
一度に大量の水を飲む必要はありません。
細胞内に水がたまって水ぶくれ状態になり、脳の中枢に狂いが生じてしまい逆効果になってしまうので、コップ一杯の水を少しづつ、ちびちび飲むようにしてください!
また、水分補給は水からだけではなく、野菜や果物からも水分を補給することが出来ます。ですので、水分補給という視点から考えても朝ごはんに野菜や果物を食べることは理にかなっています!
水分が身体に十分にないと、筋肉を作るうえでも、脂肪を燃焼させるうえでも支障をきたすことになってしまいます。
朝起きたら、コップ一杯の水を飲むことを習慣にしましょう!
朝ごはんを食べないことが一番悪い!!
カロリーを気にして今まで、朝ごはんを食べるのを我慢してきたという方には、
この朝ごはんを食べるモデル体型ダイエットは、はじめは大きなチャレンジになるかもしれません。
その裏には、「朝ごはんを食べたら太るのではないか?」
という不安が隠れていますね。
それから、「朝はゆっくり寝ていたい」「朝から食べる気になれない」
という方には少し苦痛かもしれません。
しかし、朝ごはんを食べることが、ダイエットへの近道なのです。
エネルギーが補給されていない身体は脳にまでエネルギーを運ぶことができないので、
仕事をしても、勉強をしてもボーっとして集中することが出来ません。
朝ごはんを食べないと、血糖値が安定せず、インスリンの分泌が多くなるので、糖尿病になる可能性も高くなります。
朝ごはんを食べて、水分補給もしっかりと行い、体内時計を整え、血糖値を安定させることにより、痩せやすい身体を手に入れましょう!!
そして、きちんとした生活リズムを習慣づけることによって健康な毎日を送りましょう!!