生麩ってもちもちしているけれどお餅ではないの?
金沢で頂いた不室屋さんの生麩や半兵衛麸さんのは特においしいです。
おいしいってことはすごくカロリー高そう・・・。
と、今までイマイチ心配でバカ食いできませんでした。
調べてみると 生麩の主な原料は、小麦粉からでん粉を取り除いた小麦たんぱく「グルテン」。
そこにもち米を粉にした「でんぷん」を加えて、蒸したり茹でたりしたものが生麩というものだそうです。
生麩は、鎌倉時代末期に精進料理の一食材として用いられていたそうです。
肉食を禁じられていた禅僧にとっては、貴重なタンパク源として食されていました。
生麩料理は、低カロリーで消化吸収の良い健康食品のイメージがありますね。
お餅よりもカロリーは低いことは確かです。そしてたんぱく質も期待できるでしょう。
ちなみに紀文の梅型の生麩のカロリーは
80g=169Kcal
なのでそんなにまるごと食べるのではなければそれほど心配しなくてもよさそうです。
でも、でんぷんがはいっているということは炭水化物。
たくさん食べる方は炭水化物は少なめにする方が安心ですね。
麩まんじゅうは、生麸の皮でこし餡を主に包んだ和菓子。
小麦粉のグルテン由来のもちもちとした食感の皮が楽しめます。