ダイエットが続かない!
なにをやっても痩せない!!
もうどうしたらいいかわからない!!!
・・・・・私はきっと痩せない身体なんだ・・・
と、ドツボにはまってしまう方、たくさんいらっしゃるかと思います。
まず最初に申し上げます。
お仕事が忙しいとか、お付き合いでお食事会があるからできないとか・・・
そんなことばかりいって、痩せない理由を自分に正当化する人・・・
こんな方は一生痩せませんよ!
なんてきついことを申し上げましたが、
ダイエットが続かないのにはちゃんと理由があります。
ダイエットを始めると感じてしまう「ストレス」。
この「ストレス」をできる限り少なくしなければ、
ダイエットは続かないんです。
今日は、
ご相談にいらした30代のKさんの体験談から
ダイエットが続かない本当の理由について
お話したいと思います。
目次
30代Kさんのダイエット体験
今まで何をやっても痩せなかったというKさん。
お仕事はフルタイムです。
事務作業:外出 が 7:3 くらい。
お仕事の終わりは深夜になりがちで、
忙しい時期は、徹夜になったり、会社に泊まったりすることもあるそうです。
生活が不規則で、毎日疲れが抜けず、
ストレスも多くつい食べてしまい、便秘もあり。
今まではどんなダイエットしていらしたのでしょうか?
Kさんからのご相談メッセージです。
少しご覧くださいませ。
過去に体験したダイエット
*痩身エステ+エステのサプリ飲用
2年程通いましたが、食事管理をできていなかったためか効果無く。
*カロリー制限+カーヴィーダンス
結婚式前に、一日1300~1500kcalに制限し、
2日に一度程のカーヴィーダンスで46kg位まで落ちました。
ただ、カロリーを守ることだけに執着していたので、
お菓子を食べてしまったら食事を我慢する…という生活で、
いつもフラフラでした。そのため、結婚式終了後にすぐにリバウンドしました。
*週1~2でジム(筋トレ+有酸素運動)
半年程続けましたが、忙しくいけないことが重なり、今は、中断してます。
*ウォーキング(朝晩計40分程)
こちらも忙しい時期に中断し、今に至ります。
その他、良いと言われることは色々試しまして
*その他...糖質オフ、骨盤矯正(整体)、断食、酵素、ホットヨガ、、、etc
今は大体、1日1300kcalにし、
なんらか野菜+たんぱく質+炭水化物をとるようにし、
食べる順番を気をつけ、たまに運動やマッサージ、という感じです。
(ただ、厳密にというわけではなく、甘いものも好きで、
ちょこちょこカロリーオーバーしてしまっています。
その都度食事量や運動でなんとか現状を維持しています。)
これまでの体重の変遷
20代前半は、157.5cmで46kgほどだったのですが、
不規則な生活やストレスで、49kg前後まで太ってしまいました。
46kgの頃も満足していた訳ではなく、
もう少ししぼれたらなぁーと思ってましたので。。。
そこからさらに増えてしまって本当にショックでした。
その後2度ほど、53kgまで行ってしまい、
なんとかそこからは落としたのですが、
また油断すると戻ってしまうのでは…と思いいつも怖いです。
やりだすと根を詰めてしまうところもあり、
色々自分にルールを作ってしまい、
そのストレスで食べ過ぎ…という本末転倒なことも良くありました。
色々試しすぎてしまい
もう何を信じて実施すればよいのか・・・
という心境になることもよくあります。。。
(原因は自分自身にあると思うのですが)
また、30歳を過ぎてから、以前と同じ体重でも明らかに体型も崩れてきて・・・
このままではまずいと思っています。
正しいダイエットを身につけて、自分が満足できる体型になりたい!
なれるように頑張りたいです。
ついつい、長々とすみません。。。
どうか、よろしくお願いします。
ダイエットが続かない理由
ダイエットが続かないのには、脳が関係しているなんて聞いたことありませんか?
「食べたい!」を抑えすぎると、
あるとき一気に食欲が出てきてしまい、
抑えることができず、ダイエットの失敗を招いてしまうことがあります。
「ダイエットが毎回続かない」という方は、
その理由を把握する必要があります。
ダイエットが続かない理由はいくつかありますが、
主な理由は3つです。
1、無理な食事制限
2、我慢のし過ぎ
3、自分へのプレッシャー
一つ一つ見ていきましょう。
きっと、みなさんにも当てはまると思います。
無理な食事制限
ダイエットのし始めは、やる気がみなぎっていますので、
「いついつまでにで何キロやせる!」
と短期間の無理な目標を立ててしまいがちです。
無理な目標→無理な食事制限となり、
1品ダイエットや、炭水化物を抜く、朝食を抜く・・・
といったダイエットになりがち。
そして、「あれだけ頑張ったのだから・・・」と思って、
体重計に乗っても、思ったほどの効果は出ていないもの・・・。
それが数日間続くと、ダイエットがどんどん嫌になってきてしまいます。
また、無理なハードスケジュールをたてられた身体は、
普段以上にお腹が空いてしまいます。
そして耐えられなくなって加減を知らずに食べ過ぎてしまうんです。
満たされていないお腹は、野菜などより、
タンパク質を無性に取りたくなることがわかっています。
摂取していなかった分、体は欲しがり、注ぎ込んでしまうんです。
我慢のし過ぎ
ダイエットがどうしても続かないという人は、
無理をしていることが多々あります。
ダイエットなので多少の無理は正直必要なのですが、
限度を超えてしまうと、一気に食欲に火がつき、止まらなくなります。
ダイエットで必要なのは、
食生活のバランスと自分の摂取カロリーを把握すること。
どうしても食べたい!と思ったら食べましょう!
無理は禁物です。
その代わり、たくさんは食べず、少し食べて満足すること。
日々の食事をコントロールすることが大切です。
というのも、「食べたい!」という欲求は、
「身体が欲している」というサインだからです。
例えば塩っぽいものが食べたいとき。
その時は、身体が「塩分とミネラル」を欲している可能性が高いです。
塩に豊富に含まれているミネラルは、ナトリウムです。
ナトリウムが不足する時というのは、
大量に汗をかいたときや免疫力が低下しているとき、
ストレスが溜まっているときです。
また、ナトリウムが不足していると、
体のだるさを感じたり、筋肉の痛みを感じる場合があります。
そういう時におすすめな方法は、
ミネラルが豊富に含まれているミネラルウォーターを飲んだり、
塩っぽいものでも薄味のものを取ること。
どうしても食べたいものがあったら、少量をよく噛んで食べましょうね。
甘いものが食べたいときは、
体がすぐに消費できるエネルギーを欲しているとき。
甘いものに含まれているブドウ糖は、
体で使われるエネルギーの中でも最も使い勝手がいいものです。
疲れているときに甘いものが欲しいのは、
エネルギーが不足しているからなんですね。
また、精神的に不安定なときに甘いものが欲しくなることがあります。
これは、上白糖などに含まれるクロムが不足している可能性があります。
クロムは、血糖値を左右するインスリンの働きを補助するミネラルです。
低血糖はうつ的な症状を誘発するので、気分の落ち込みなどの症状が現れます。
自分への言い訳は良くありませんが、
どうしても食べたいときは、足りない栄養分を補うと考え、
「足りない分だけ摂取する」ことを心がけましょう。
結果、ストレスの解消にもつながります。
きちんとカロリー内でコントロールすることで、体重を減らすこともできるんです。
あんまり無理はしないほうがいいですよ。
自分へのプレッシャー
ダイエットが続かない理由はプレッシャーによるストレスということもあります。
本来人間は、「お腹がすいたら食べたい」というのが正しい本能です。
そして食べると満足し、とてもいい気持ちになります。
それが本来の人間の姿で、ごく自然な現象です。
しかし、ダイエットというのは、「食べたい気持ち」と、「食べてはいけない気持ち」、
さらには、「食べなければ生きていけない」という本能との格闘です。
そして極度に自分自身にプレッシャーをかけすぎると
「少しでも食べてすぎてしまった」ことが自己嫌悪につながっていき、
ダイエットを続けるモチベーションが下がっていってしまいます。
無理な減量や食事制限は、
自分へのプレッシャーが大きなストレスとなり、
自分の気持ちを追い込んでしまいます。
追い込み過ぎは、拒食症や過食症などの病気を引き起こしかねません。
そこまでにならずとも、ダイエットそのものに大きなストレスと恐怖を覚え、
リバウンドにもつながっていってしまうのです。
カロリーを抑えるときは、自分の中で十分納得して
いついつまでに何キロ痩せるという
明確な目標を掲げた方がスムーズにいくようです。
ダイエットと脳の関係
ダイエットと幸せホルモン
何をしても痩せない人は、
脳の使い方=考え方に問題があるかもしれません。
ダイエットが成功しない要因に、幸せホルモンの欠如があります。
多くの人が聞いたことがあると思いますが、幸せホルモンとは「セロトニン」です。
この「セロトニン」が出ていない限り、
ダイエット=ストレスとして脳が認識し、
体は防御反応として太ろうとしてしまうのです。
あなたの努力や想いとは無関係に、
体が拒否してしまい、
「痩せたい」とは逆の方向に行ってしまうのです。
頑張れば頑張るほどダイエットがうまくいかないと苦しむ理由は、ここにあります。
脳は「自分体重」を独自に設定している
体重は食べる量と消費するエネルギーによって変わってきます。
しかし実は、私たちの空腹感とエネルギー消費は
無意識に脳によってコントロールされているんです。
私たちの脳は裏で様々な仕事をしています。
例えば、映画に夢中になっても息をすることは忘れませんよね。
夕食に何を食べようかと考えていても、歩き方を忘れたりはしません。
そして脳は、あなたがどう信じさせようとしても、
理想の体重の値を独自に設定しています。
そしてこの値は、通常4kgから7kgほどの幅があり、
範囲内の体重変化であれば、
ライフスタイルを変えることで可能です。
これが「自分体重」です。
しかし、この範囲を超えるのは、大変難しいんです。
脳の体重を制御している部分である視床下部では、
「体重を増やせ」という化学的信号が何10個も出されており、
また数10個の別の化学的な信号が「体重を落とせ」と命令します。
そして状況の変化に応じて、
視床下部は体中から発せられる信号にサーモスタットのように反応し、
飢えや活動、代謝などを調節し体重を一定に保とうとします。
サーモスタットも同じ働きをしますよね?
外の気温が変化しても、家の中の温度を一定に保ちます。
だから冬に窓を開けて部屋の温度を変えようとしても、
サーモスタットの設定は変わっていないため、
すぐに暖房のスイッチがはいって温度を元に戻します。
脳もこれと全く同じように働きます。
体重が落ちても、強力なシステムによって、
脳が正常とみなす状態へ戻そうとするのです。
体重を大幅に落とした場合、
脳は飢餓状態にあると判断します。
スタート時の体重が重くても軽くても、脳は全く同じ反応を示すのです。
体重を大幅に落とした場合、空腹感が増して筋肉のエネルギー消費量は減ります。
体重を10%落とした人は代謝が下がり、
エネルギーの消費が250から400キロカロリーも減ってしまうそうです。
これには人類の歴史が関連しているそうです。
私たちの祖先は食料不足の時にエネルギーを蓄え、
食料がある時には体重を増やすことによって次の飢餓に備えていました。
つまり、脳が設定する「自分体重」は上げることは簡単で、
なかなか下がらないということです。
意識してたべること
脳の設定した「自分体重」はなかなか下がらない・・・
なんて絶望的な情報なんでしょうか?
それじゃあ一体どうしたらよいのでしょう?
答えは1つ。
「意識して食べること」です。
身体からのサインを感じ、
空腹になったら食べ、
満腹になったら食べるのをやめることです。
食べ始める時と食べ終わった時、
あなたの体はどう感じていますか?
自分の身体のサインを感じ、
食事を終えるタイミングを決めましょう。
満腹になっても「食べたい」欲求から食べ過ぎることが、
太ってしまう要因です。
身体の「満腹のサイン」を見逃さないでください。
食べることは気持ちの良いこと
この感覚を取り戻しましょう。
そうして、「自分体重」を落としていきましょう!
長年慣れ親しんできた「自分体重」を
減らす作業はやはり簡単ではありませんが、
空腹と満腹のサインをしっかり感じ、
意識して食べれば可能です。
一旦「自分体重」を落とすことで、
太っていたときと同じ努力で
理想とする「自分体重」をキープできるようになりますよ。
自分体重との付き合い方の記事はこちら
モデル体型ダイエット塾へ
最初にご紹介したKさんは、
随分遠回りした結果、うちにたどり着いていらっしゃいました。
ここまで相当な金額も費やしていらっしゃることでしょう。
私の「モデル体型ダイエット」のやり方はお金などかかりません。
普通にスーパーマーケットでの買い物の費用がかかるだけ。。。
きちんとしたお食事方法を身につければ難しいことはありません。
ただKさんは既に157.5cm49kgでBMIは19.8。
この数字はかなりダイエット開始にしてはスリムな部類です。
ですからなおさら大変です。
かつ、
今までのダイエット遍歴がありすぎて、
ここに書いてあるのを見ただけで「痩せにくい身体」になってしまっていると思われます。
こういう方はもちろん「痩せる技術」も必要ですが、
それ以上に相当な覚悟がなければ難しいです。
「痩せない、痩せない」と
口に出して嘆いていませんか?
そうするといつまでも痩せられない人になってしまいますよ!
自分が言っている言葉、
口癖になっている言葉に注意してください!
言霊ってほんとにありますよ。
ダイエットでも同じことなんです!
「私は痩せる!」
「モデル体型になる!」
と、決意してください!
こんなKさんがモデル体型ダイエットに挑戦してくださいました。
これが最後のダイエットになりますように・・・・・。